2019年08月09日

理科の授業【実験】

こんにちは。真紀です。

夏休み、小1~中3までの多くの生徒さんが

夏期補習授業に来ています。

少しご紹介。

小学3年生の四谷大塚の通常クラスでは

国語と算数の授業のみですが、

希望者は長期休暇中に補習で

理科、社会を受講できます。


今年はA君とK君が受講中です。

理科の授業ではまだまだ基礎知識が入っていない

小学3年生には実験や観察の授業が多く組まれています。


理科の授業初日に実験、観察を始めた大豆。

綿を敷いた入れ物の大豆がどんな環境なら

芽を出すか観察します。


テキストでは

①たっぷりの水の中に大豆を入れて日当たりの良い場所に置く

②湿らせた綿の上に大豆を入れ日当たりの良い場所に置く

③湿らせた綿の上に大豆を入れて冷蔵庫の中に置いておく


と、有ります。


私の授業では

④湿らせた綿の上に大豆を入れて日光が当たらないように箱に入れておく

を追加しました。


二人の予想は

③以外は芽が出るのでは?との事。

3日後、②と④が発芽!


何でだろう?

どうして①と③は発芽しない?

と、考えます。

土が無いから?

いやいや、どれにも土は有りません。

違いは...

そうか!①には空気が無い!と、気付きました。

③は寒過ぎるだ!


発芽には空気と水が必要な事に気付いてくれました。

皆が予想していた日光は発芽には不要だったんですね。

けれど、植物には日光が大切。と良く聞きます。

芽が出たのに?

そこで、発芽した2つだけはその後も経過観察。


二人が当番制で水やりをして、観察開始から一週間。

2つの芽は随分大きくなりました。

教室でスケッチしています。


②は緑が濃くて茎は短いが太くて健康そう。

④は薄い緑色で茎は長いが細くてひょろひょろしています。



発芽に必要が無かった日光は

その後の成長には必要だったのですね。

二人はこの後、健康な大豆の苗を家に持って帰って育てることにしました。

愛着が湧いたのかな?

少し季節はずれましたが、元気に育ちますように。  


Posted by りとる at 12:00Comments(0)教育・教材生徒さんのこと