2017年08月09日

調べもののツールは...

はじめまして。惠子です。

本科、四谷大塚のクラスを担当しています。

国語の授業では、基本的に翌週するところを

・音読する
・音読した話の中で知らない言葉が有れば、辞書で調べる


このふたつを宿題にしています。

そうしないと、国語の苦手な子は

いつまでも話の内容が読み取れないし、

逆に要領の良すぎる子は話を読まずに問題を解き始めて

細かいところが 読めていなかったりします。

6月から四谷大塚クラスに入ったM君にも その宿題を出しています。

先日 読んだ話の中で『蘭の花』がわからなかったらしく、

本文にマーカーのチェックが入っていました。

しかし、ノートには

「インターネットで調べました」

と、書いてあります…(-_-;)

で、確認。

惠子「どんな花だった?」

M君「きれいで 色んな色のが有った!」

惠子「どういうふうにきれいだった?」

M君「…(・・;)」

惠子「絵や写真が無いとき、 蘭の花が どんなか、どうやって説明する?」

M君「…(+_+)」

勿論、どんな花か写真や絵で 見ることも大切です。

しかし、それを言葉で表現することが 出来なければ

国語力には繋がりません。

何かを調べるとき、国語辞典を使ってみてください。

例えば そこには こう書いてあります。

「蘭・・・ラン科の植物の総称。全世界に広がって一万数千種が知られている。

美しく匂いが良い花を持つものが多く、観賞用に栽培される。」

とあります。

見た目だけで無く、たくさんの種類が有ることや、

匂いの事まで知ることが出来ます。

そして、何より 言葉で理解を深めることが出来るのです。



絵や写真を確認したいときには

インターネットより、図鑑を使う方がおすすめです!


「原色牧野植物図鑑」 より
  


Posted by りとる at 12:00Comments(0)生徒さんのこと